EDの要因~神経系の障害~

神経系EDとは脳からの信号が陰茎に伝わらなくなるEDです。

正常な勃起機能のためには、神経が重要な役割を担っています。

神経には脳を含む中枢神経、脳と末梢をつなぐ脊髄神経、身体全体に広がる末梢神経がありますが、脳が性的刺激を受けると、これらの神経を介してその信号を陰茎に送ります。
そのため、神経のどれかがが障害を受けていると、脳からの信号が陰茎に伝わらず、ED(勃起不全)の原因となります。

脳出血、脳腫瘍、脳外傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などの疾患は、自律神経系の障害を起こすため、ED(勃起不全)の要因となることもありますが、以前はあまり知られていませんでした。
ED治療薬が発売されてからは一般の病院や医療機関でも性機能に関する相談を行う施設が増え、神経系の障害とEDの関連性も指摘される様になっています。

神経系のみの異常によるED(勃起不全)はまれである。

神経系のみの異常によって、EDを発症する事は稀で、血管性など他の要因を伴っている事が多いそうです。しかし、神経系の異常を的確に判断してもらうことによって、対処できる治療法の選択とその効果の予測、またはより有効な治療法での対処などが可能になります。

神経系に要因があるED(勃起障害)の場合、直接的に陰茎の勃起神経を検査する方法がないそうです。
そこで、末梢の体性神経の検査により、自律神経の障害を推測する方法がとれれます。この末梢神経検査には、振動覚検査、球海綿体筋反射潜時測定、陰茎背神経伝導速度測定などがあります

振動覚検査

陰茎の亀頭部に振動刺激をあたえ、感覚の敏感度を測定するもの。亀頭に振動覚計を当て、亀頭部で3回測定し、その平均値によって敏感度を測定します。

球海綿体筋反射潜時測定

亀頭に電気刺激を与え、刺激が骨髄に達して会陰部にある球海綿体筋が収縮反射をおこすまでの時間を測定します。

陰茎背神経伝導速度測定

陰茎を300gの力で水平に引っ張った状態で、陰茎背部(陰茎を水平にしたときの上の側)の先端から基部までの間を電気刺激が伝わる時間を測定し、その速度を記録します。

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